経過観察の結果

今受診している整形外科は、とにかくジジババ率が高い。しかも、ある種のジジババは、他人がどうであろうと、どれだけ待っていようと、それを無視して平気で自分のことだけ依頼する。そういう手合いに自分がなることはできないので、僕は待たされる立場になってしまうわけだ。

今日は、先週のレントゲン撮影から1週間、もう一度レントゲン撮影をして経過をチェックすることになっていた。受付後、程なくして撮影室から呼ばれ、2つの角度で肩のレントゲン撮影を行った。その後外で待っていると、ふたつある診察室のひとつに通される。

シャーカステンではなく、ナナオの IPS 液晶ディスプレイに映された自分の肩の画像を見入る。うーむ。先週破断している部位の端っこが尖って写っていたところは、それを包むようにもやもやーっとした状態になっている。これは……付きかけ?

それにしてもドクターが来ない。処置室で老婆に呼び止められ、電話で呼び出され……

「いや、だからさあ、介護タクシーなんて大仰なんじゃなくって普通のタクシーでいいから。え?……だから、お子さんにそう言いなさい!」

などというやりとりが聞こえてくる。はぁ。俺はいつ診てもらえるのか。

と、電話の声が消えたと思ったら、ドクターが目前に立っていた。無言で椅子に座り、僕のカルテを読み直し、ディスプレイの映像を見て……コントラストをいじって、

「ほうほうほう。いい感じじゃないですか」

ということで、今日から基本的には拘束ベルトは運動時や外出時以外は着用しなくてよし、三角巾もせずともよし、ただし最初のうちは肩の筋肉が落ちているので使った方がいいけれど、使っていると快復が遅くなるので、その兼ね合いでどうするか決めること、来週の月曜からリハビリを開始して、水曜辺りにまたレントゲン撮影をしましょう……ということで、リハビリ部門への申し送りを書いて、それで今日の診察は終了となった。

まあ、仕事中はベルトを外すことにしよう。行き帰りのバスの中では、着けておいた方が良いと思うけれど……とにかく、名古屋の公共交通機関の客ってのは最悪だからなあ。

2014/05/28(Wed) 11:14:53 | 日記
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T.T.Ueda
Tamotsu Thomas UEDA

茨城県水戸市生まれ。

横山大観がかつて学んだ小学校から、旧水戸城址にある中学、高校と進学。この頃から音楽を趣味とするようになる。大学は、学部→修士→博士の各課程に在籍し、某省傘下の研究所に就職、その2ヵ月後に学位を授与される(こういう経緯ですが最終学歴は博士課程「修了」です)。職場の隣の小学校で起こった惨劇は未だに心に深く傷を残している。

その後某自動車関連会社の研究法人で国の研究プロジェクトに参画、プロジェクト終了後は数年の彷徨を経て、某所で教育関連業務に従事。

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