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先日、ThinkPad X61 の HDD パーティションをいじっていたら Windows XP が起動しなくなった、という話を書いた。手元に Windows XP Professional のメディアがなかったので、ヤフオクで Dell のパソコンに付属していたインストールディスクを購入して、今週に入ってからインストール作業を行っていた。

まず、先日買った「轟音」DVD ドライブを接続して、そこに入れたインストールディスクからブートしてインストール作業を始めようとしたのだが……

インストールディスクを見つけられません
というメッセージが出る。へ? 油汗がたらーっと背筋を伝った。

この原因は、BIOS での SATA ディスクの扱いを AHCI モードにしてあったからだ(まあ今時これが普通だろう)。Windows XP が出た頃にはこんなものはなかったので、BIOS レベルで IDE 互換モードにしておかないと、インストーラはハードディスクを探し出せなくなってしまうわけだ。それに気付いて、慌てて BIOS を再設定する。

インストール自体はあまり手間もかからずに終わったわけだが、インストール終了時点では、XP には sp1 すら当たっていない状態である。うーん、とりあえず Microsoft Update かなあ、とアクセスしてみると、自動的に「Internet Explorer 8 を使いましょう」というページにリダイレクトされる。あーうぜー、じゃあ IE8 入れるか? と考えるが、実は IE8 のインストーラはサービスパックの当たっていない XP では起動することすらできない。ではとりあえず SP2 辺りから……と、ダウンロードしようとするが、悉く「Internet Explorer 8 を使いましょう」ページへリダイレクトされる。まさに無間地獄である。頭にきて、SRWare Iron をインストールしてみるが、これもサービスパック無しの XP では起動できない。

で、どうしたかというと、さくっと Linux で再起動して、Linux 上の SRWare Iron で、 Microsoft のサイトから、必要なものを全部パッケージ化した(開発者向けとか管理者向けとかいって公開されている)インストーラをダウンロードした。ついでなので sp3 もダウンロードしておくことにする。これを Windows のパーティションにコピーして、Windows で再起動してからこのインストーラを起動すると……はいはい、目出度く sp3 まで当てられた。

しかし、このままでは面倒なことこの上ない。まさかこんな状況があるとは予想していなかったので、Linux のカーネルには古い IDE のドライバは組み込んでいない。だから、起動するたびに BIOS で SATA の動作モードを変更しなければならないことになる。まあ、Windows のセットアップが一段落したところでこれには対処することにして、まずは Microsoft Update をかけると……おお、130 近くものアップデートがかかる。これは放置して寝ることにしよう、ということで、この日は就寝する。

翌日、アップデート(Microsoft の常で、アップデート後でないとできないアップデート、というのがいくつかあるので、結局は何度か Microsoft Update を起動しなければならないのだが)をかけ終えたところで Kaspersky をインストール。さて、ここからどうするか。

幸いなことに、lenovo は中国企業とは思えない程にサポートが手厚い。特に ThinkPad に関しては非常に手厚く、XP 時代から最新の Windows 8 に至るまで、各種ドライバやユーティリティ、マニュアルを公開している。この中でまず入れる必要があるのは、ThinkVantage System Update である。ThinkPad にはドライバやユーティリティを集中管理するソフトがあるので、これを入れるわけである。

かくして、ThinkVantage System Update を経由してアップデートを行い、無線 LAN なども問題なく使えるようになったわけだが、肝心の AHCI に関わるものが見当たらない。困ったなあ、とググると、インテル マトリクス・ストレージ・マネージャ・ドライバー (Windows 7 32bit/XP/Vista 32bit用) を入れる必要があることが判明。早速アーカイブをダウンロードしインストール。その後、C:\DRIVERS\WIN\IMSM\PREPARE にある install.cmd を起動してシャットダウンし、BIOS を AHCI モードに切り替えてから再起動すると……ほっ。ようやくちゃんと起動した。起動初期は、IDE 周辺に軒並リインストールがかかるのでやかましいことになるのだが、これで問題なく XP が使えるようになった。

あとはフォントと 「win 高速化」での高速化、CTRL を CAPS キーにアサインすること、それと ccleaner と defraggler あたりを入れて、これで第一段階の作業は終了である。はー疲れた。しかし、AHCI で引っかかるとはなあ。びっくりしましたよ。

2013/03/21(Thu) 11:56:44 | コンピュータ&インターネット
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T.T.Ueda
Tamotsu Thomas UEDA

茨城県水戸市生まれ。

横山大観がかつて学んだ小学校から、旧水戸城址にある中学、高校と進学。この頃から音楽を趣味とするようになる。大学は、学部→修士→博士の各課程に在籍し、某省傘下の研究所に就職、その2ヵ月後に学位を授与される(こういう経緯ですが最終学歴は博士課程「修了」です)。職場の隣の小学校で起こった惨劇は未だに心に深く傷を残している。

その後某自動車関連会社の研究法人で国の研究プロジェクトに参画、プロジェクト終了後は数年の彷徨を経て、某所で教育関連業務に従事。

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