マニュアル、マニュアル

所属教会の土曜の夕ミサ(教会の扱いとしては主日のミサ……日曜朝のミサ……と同じ扱いなのだが)の先唱者をこの何年かずっとやっている。既にこの奉仕をやっていた老齢の男性二人に声をかけられ、3人いれば交代でできるし、互いの都合に合わせて融通できるだろう……ということで引き受けていたわけだが、程なく一人が重度の難聴で行うことが無理になり(いや、これは不可抗力だからいいんだが)、もう一人は経営している海外のコテージに行ったきり帰ってこず(こちらは確信犯っぽい)……ということで、ほぼ独りでずっとこれを行っている。私は個人的にはこういう状況が非常に苦痛なのだ……いや、土曜に好き勝手できないから、ということではない。

そもそも、私の所属教会というのが、この手のことにおいて非常にいい加減なのだ。もっと正確に書くならば、所属教会の典礼委員会なる組織が、である。本来ならば、そういう組織が各典礼奉仕の人材を確保し、指導をし、必要に応じてマニュアル等を作成するのが当然の筈だ(実際他の教会……たとえば八事の南山教会とかね……はそうしている)。ところが、所属教会の典礼委員会はこういうことをまぁやっちゃいねぇ。私が先唱を引き受けたときにも、マニュアルも何もない状態だったから、まず自分用にマニュアルを作るところから始めたのだった。ミサというものにはもう数十年も慣れ親しんでいるわけだけど、いつでも何処でも何もかも一緒というわけではない。だから、やはりマニュアルはあった方が良い。

他にも、たとえば典礼奉仕としての聖書朗読などにおいても、未だにマニュアルも何も作成されていない。で、来た信徒のうち朗読ができそうな人をつかまえて読ませる。まあ酷いったらないわけだ。なので、そのマニュアルも作成した。先唱者をやっているうちに分かってきたのだが、ミサで何故聖書朗読が行われるのか、という一番根本の話に関して理解していない人が、実はかなり多いのだということが分かってきたからだ。

で、このマニュアルを共有できるように、先週辺りから何人かの関係者に渡したり、CD-R に焼いたものを置いたりしているのだけど、こういうものを作ると、漁夫の利とばかりに自分のものにしそうな手合いがゴロゴロいる教会だし、書いた方としての責任もあるので、ここで公開しておくことにしようと思う。こんなものすら、誰も作ろうとしない。酷い教会……いや、酷い共同体ではないか。

2019/04/07(Sun) 17:40:59 | 日記
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T.T.Ueda
Tamotsu Thomas UEDA

茨城県水戸市生まれ。

横山大観がかつて学んだ小学校から、旧水戸城址にある中学、高校と進学。この頃から音楽を趣味とするようになる。大学は、学部→修士→博士の各課程に在籍し、某省傘下の研究所に就職、その2ヵ月後に学位を授与される(こういう経緯ですが最終学歴は博士課程「修了」です)。職場の隣の小学校で起こった惨劇は未だに心に深く傷を残している。

その後某自動車関連会社の研究法人で国の研究プロジェクトに参画、プロジェクト終了後は数年の彷徨を経て、某所で教育関連業務に従事。

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