一行づつのやりとり

普段から公言していることだけれど、僕は Twitter というものに過大な期待を持っていない。経済的には、アメリカ企業としての Twitter Inc. は、数十億〜百億ドルの価値があると言われているから、その意味は大きいのだろうけれど、一アメリカの私企業である Twitter Inc. が提供するサービスで日本の政治や社会を革新できるのか、と問われれば、僕自身の見方としてはかなり否定的にならざるを得ない。

そうは言っても、「をとこもすなる Twitter といふものをおむなもしてみむとてするなり」じゃないけれど、僕も Twitter を使っている。まあ面倒な GUI のツールは到底使う気になれないので、Emacs + twittering-mode で使っているわけだ(そうそう、使っていない qwit 消してしまわなければ)。で、今日、堀江貴文氏のつぶやきに、こんな一行を見かけたのだった:

無いですねぇ QT @Jaguar3568 @takapon_jp 命の危険を感じたことはありますか?
で、無神経だと思いつつも、彼に前から聞いてみたかったことを質問したのだった:
@takapon_jp 野口英昭氏の死に関してはどのように思われているでしょうか? QT@takapon_jp: 無いですねぇ QT @Jaguar3568 @takapon_jp 命の危険を感じたことはありますか?

ここで断わっておかなければならないのだが、僕は堀江氏を攻撃しようとか、何か言ってやろうとか、そういうことを考えていたわけではないのだ。ただ純粋に、このことを聞いてみたかっただけだ。その質問に対して、堀江氏が答えてくれた。

どうって言われてもお気の毒としか言えません。 QT @Thomas_TU: 野口英昭氏の死に関してはどのように思われているでしょうか? QT@takapon_jp: 無いですねぇ

この答に関しても、僕は何かどうのこうの言う気はない。「お気の毒としか言えません」というこの言葉が、この件に関してこの一言で片付けようという意図で書かれたものではない可能性が高いし、あれから何年も経った現在でも尚、やはりこの問題はデリケートな問題だと思う(だから上に「無神経だと思いつつも」と書いているわけで)からだ。

その後、この僕の質問に関して何人もの方が色々書かれている。皆さんも各々思うところがおありなのだろうと思う。僕はどうだったのか、というと、まあやはりこの問題は簡単なものではない、ということと、何年経っても人が一人死んでいるということの意味の重さは変わらない(堀江氏がどう思っているかは分からないけれど、少なくとも僕にとっては)んだなあ、ということを思ったのだった。

2011/02/10(Thu) 16:48:46 | 社会・政治
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Profile

T.T.Ueda
Tamotsu Thomas UEDA

茨城県水戸市生まれ。

横山大観がかつて学んだ小学校から、旧水戸城址にある中学、高校と進学。この頃から音楽を趣味とするようになる。大学は、学部→修士→博士の各課程に在籍し、某省傘下の研究所に就職、その2ヵ月後に学位を授与される(こういう経緯ですが最終学歴は博士課程「修了」です)。職場の隣の小学校で起こった惨劇は未だに心に深く傷を残している。

その後某自動車関連会社の研究法人で国の研究プロジェクトに参画、プロジェクト終了後は数年の彷徨を経て、某所で教育関連業務に従事。

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