PyXPlot memo

備忘録的メモ。

PyXPlot と Gnuplot の間には色々相違点がある。ほとんどのコマンドは同じように使えるのだが……以下、ひっかかりそうな項目チェック。

まず、Gnuplot で使う3項演算子 (A ? B : C) は、PyXPlot では conditionalN(A,B,C) と記述する。numerical でなく文字を扱う場合には conditionalS(A,B,C)。

Gnuplot で、プロットをさせたくない範囲の値として 1/0 を使うことがあるけれど、これは PyXPlot では default ではエラーを返す。あえて使いたい場合には set numeric errors quiet とすること。

目盛の間隔調整を行う場合、mxtics / mytics の意味合いが違っているので要注意。Gnuplot ではこれらは「xtics / ytics を何等分するか」だが、PyXPlot の場合は副尺の刻みそのものの値が入る。たとえば、

gnuplot> set xtics 10
gnuplot> set mxtics 5
は、
pyxplot> set xtics 10
pyxplot> set mxtics 2
となる。

2011/12/07(Wed) 23:13:03 | コンピュータ&インターネット
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T.T.Ueda
Tamotsu Thomas UEDA

茨城県水戸市生まれ。

横山大観がかつて学んだ小学校から、旧水戸城址にある中学、高校と進学。この頃から音楽を趣味とするようになる。大学は、学部→修士→博士の各課程に在籍し、某省傘下の研究所に就職、その2ヵ月後に学位を授与される(こういう経緯ですが最終学歴は博士課程「修了」です)。職場の隣の小学校で起こった惨劇は未だに心に深く傷を残している。

その後某自動車関連会社の研究法人で国の研究プロジェクトに参画、プロジェクト終了後は数年の彷徨を経て、某所で教育関連業務に従事。

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