久々に

昔の自分のやったシミュレーション結果を久々に見ていて、少々引っかかることを発見した。こういうときは、実際にやり直してみるのも悪くない。

何せ、このシミュレーションをやった頃は、Mac OS X の原型であるところの NeXT とか、1秒あたりで課金されるスーパーコンピュータなどを使ってひーひー言いながら計算をやっていたのが、今やごく普通のパソコンでもできてしまう。まさに、かのムーアの法則が、ダイレクトにこの世界に反映しているのである。

幸いなことに、基になるソースは作者の現在のサイトで公開されている。ダウンロードしてきて、まず手始めに GNU Fortran でコンパイルしてみると、まあありがちな話だが、時間を読み取る関数でコける。えーっと、gfortran ではどんな関数だっけ、あー stime でいけるのね、とブツブツ言いながらソースを修正すると、さっくりコンパイルが通る。確か、昔には COMMON 文絡みで、一月位かけて泣きながらソースを修正したような記憶があるのだが。

こうなってくると、貧者の最速コンパイラ(但し僕のような AMD ユーザにとってはその恩恵に与り難いわけなのだが)であるところの Intel Fortran でコンパイルしたくなる。よせばいいのにコンパイラを入れて、ああそうだ stime じゃなくて、DATE_AND_TIME を call して……とまたちょこちょこ書き換えてコンパイル。うむ。問題なく通りますね。

とかやって、またちょこちょこと計算をやっている。ある物質の安定性が、どうもこの計算では保証し難いような気配なのだが、どうだったっけ。昔は、某氏の文献値をそのまま使ったんだよなあ。あの当時、計算で追試するなんてできる状況ではなかった(時間もお金も資源も)ので。今だったらちょろちょろっとジョブを突っ込んで、次の日の朝にはある程度結果が出ているんだから、いやはやムーアの法則は恐ろしい。

2012/08/02(Thu) 00:24:26 | 科学
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T.T.Ueda
Tamotsu Thomas UEDA

茨城県水戸市生まれ。

横山大観がかつて学んだ小学校から、旧水戸城址にある中学、高校と進学。この頃から音楽を趣味とするようになる。大学は、学部→修士→博士の各課程に在籍し、某省傘下の研究所に就職、その2ヵ月後に学位を授与される(こういう経緯ですが最終学歴は博士課程「修了」です)。職場の隣の小学校で起こった惨劇は未だに心に深く傷を残している。

その後某自動車関連会社の研究法人で国の研究プロジェクトに参画、プロジェクト終了後は数年の彷徨を経て、某所で教育関連業務に従事。

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