なべスパイラル

最近、標題の通りの状態である……と書いても、何のことやら分からないだろうけれど、要するに、鍋から抜け出せずに一日の食事が決まってしまう、ということを言いたいわけだ。

晩の食事を作るのが面倒で、手元に白菜と鶏の腿肉があると、ついつい鍋にしてしまう。これを食べ終えると、野菜と鶏のだしが程よく出たのが残るわけだけど、これを捨てるのも勿体無くて、先日年越しそばを食べるのに作っためんつゆ(かえしとかつおだしから自分で作ったものである)でちょいちょいと味を整えて、野菜をちょこっと入れてみると、なかなかにいい塩梅になる。ここに焼いた餅の二切れも入れればお雑煮の出来上がりで、これで朝昼兼用、とかしてしまう。するとちょうど空になった鍋が残るのだけど、これをきっちり洗って乾かして……というのが何となく面倒で、ついついそこに野菜と鶏肉を投入して鍋にしてしまう。で……振り出しに戻る、というわけだ。

始末が悪いのが、こうやっておくる食生活は至極バランスがよろしいのだ。快食快便(ビロウな話で申し訳ないけれど)だし、餅は腹持ちがよろしい。肉も野菜も、脂肪少なくがっつりといただける。かくしてますますこのなべスパイラルから抜け出せなくなっていくのだ。こまった。七草までには餅がなくなりそうなので、そこまではこのペースで続いてしまいそうだ。

2010/01/04(Mon) 10:43:16 | 日記
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T.T.Ueda
Tamotsu Thomas UEDA

茨城県水戸市生まれ。

横山大観がかつて学んだ小学校から、旧水戸城址にある中学、高校と進学。この頃から音楽を趣味とするようになる。大学は、学部→修士→博士の各課程に在籍し、某省傘下の研究所に就職、その2ヵ月後に学位を授与される(こういう経緯ですが最終学歴は博士課程「修了」です)。職場の隣の小学校で起こった惨劇は未だに心に深く傷を残している。

その後某自動車関連会社の研究法人で国の研究プロジェクトに参画、プロジェクト終了後は数年の彷徨を経て、某所で教育関連業務に従事。

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