一番罪深いのは

以前、拙 blog エントリ『「まりん」、虐待、そしてエゴ』を書いた後、U のところに、某猫譲渡団体のメンバー複数から、

「Thomas って人のブログ、削除してもらえませんか?」

という申し入れがあった。なんでも、表向きの理由は、「まりん」を保護した人物をこれ以上刺激したら、猫相手に何をされるか分からない……ということだったらしいけれど、その本音は「内輪の恥を晒されたくない」ということなのは明白だった。U も、この件に関しては完全に頭にきていたようで、「私が Thomas にそんなことを要求するいわれはないんだ」と突っ撥ねた。

この騒ぎの少し前のこと。「まりん」を保護した人物のしでかした不祥事の詳細が伝わってきた。なんでも、この人物は、小学校の事務職員だったのだが、在職中に書類操作で学校の金を横領していたのが発覚した。当然免職になり、更に警察が立件に向けて動いているところだ……というのだ。どう考えても、同情の余地はないのだけど、それに加えて、保護している猫を手放す気も一切ない、ということらしい。

そして、この「まりん」を保護した人物、なんと U に「まりん」を返せと言ってきた。僕も呆れたが、U はさすがに、これは一言物申さねばならない、と思ったらしい。某猫譲渡団体の周辺の人々が、「U さん、お願いだから仲立ちになって話に参加してくれる?」と頼まれたのに応じて団体代表の家に赴き、このまま「まりん」を保護した人物が居座っていたら、この団体自体の信用に関わるんだから、除名するなり何なりすべきだろう、でなければ、団体自体があの人物に加担していると思われても仕方ないんじゃないか、と、皆揃っているところで発言したのだ。

それに対して、この団体の代表は何と言ったか:

「私はあの人を退会させません。マザーテレサ(この代表なる人物は、何かにつけてマザーテレサの言葉を手前勝手に引用するのだけど)も「愛の反対は憎しみではなく無関心です」と言っています。カトリックのくせに、人を切り捨てればいいなんてことをいうあなたは偽善者です!

偽善者と罵られた U とこの代表を前に、周囲の人々は誰も何も言わなかった。請われて話をしに来てこの始末だというのに、である。

……これを聞いて、僕はほとほと呆れ返った。団体の猫の保護活動に関与させない、ということと、路上で死に行く人々に見て見ぬふりをすることとは、似ても似つかない行為であって、そもそも、某猫譲渡団体の代表を含めた面々が、件の「まりん」を保護した人物の抱える問題に向かいあっていない、つまり「見て見ぬふりをしている」からこそ、こういう話になるのではないか。偽善者なのはこの団体に関わり、U に責めを向けようとしている奴等全員の方だろう。そもそも、彼等は、「まりん」を保護した人物が抱える問題を共に担う覚悟があるのだろうか。自分に泥のはねが来ないときだけ「よしよし」とやっていて、自分が少しでも痛みを負うことになったら、とたんに掌を返すことになるのではないか。

しかもこの代表なる人物、ちょっと前に洗礼を受けたのだが、U はこの代表の代母である。何をどうしたら、自分の代母に、それもカトリックの信者が、「偽善者」なんて言葉を向けることができるのか。もう何から何まで、支離滅裂の無茶苦茶である。

憤る僕と対照的に、U はもうすっかり醒めていた。

「彼女があんなことを言って、そして周りにいた人達が皆黙っていた、ってことは、あそこに居た人達が、皆、何が起きても彼女を支えて、揉め事にも責任を持つ、ということなんでしょ。私はとてもじゃないけど、そんな責任持てないから、もう関わらん」

それ以来、U はこの某猫譲渡団体との関わりを絶ったのだった。それでも、一度代母を引き受けたからには、その人が少しでもいい状況になるように祈り続けるし、折々に「元気ですか」と声をかけ続けるんだ、と、U は、この団体代表への年賀状などを欠かしたことはない。しかし、それに返事が返ってきたことは、それ以来一度もなかった。

そして1年半近く経った先日。僕はこの記事を発見したのだった。

http://mainichi.jp/area/aichi/news/20120302ddlk23040279000c.htmlウェブ魚拓のバックアップ

なにせ、先の騒ぎのあったときからの話だから「あーいよいよですか」と思っただけなのだけど、この人物の blog:

http://blog.goo.ne.jp/inochi-harmonyウェブ魚拓のバックアップ
を見ると、逮捕・拘留されたであろう日の直前まで、何事もなかったかのように猫のこと、あるいは誰かと天麩羅を食いに行ったとか……そんなことが書かれている。

実は、僕は密かに「あの猫達はどうなったんだ?」と思っていたのだが、それから数日してのこと……

http://yaplog.jp/sora_neko/archive/1158ウェブ魚拓のバックアップ
http://yaplog.jp/sora_neko/archive/1159ウェブ魚拓のバックアップ

上リンク先にはこんなことが書かれている。

保護主について
言いたい事は山程ありますが
彼女には 過去に 何度か腹立たしく
悔しい思いをさせられて来て

何度も何度も ぶちまけてやりたいと思ってきました

今回も そうです
丸2日間 ろくに眠っていません
はぁ。U が目前で偽善者呼ばわりされたのに見て見ぬふりをして、しかも彼女が1年半前に既にこういう事態が起きる可能性を散々警告したのに、それも見てみぬふりをして、挙句の果てが、あーやっぱり某問題人物のせいにするんですか? ここにはっきり書いておくけれど、アンタラも某代表も、皆共犯なんだよ。この18頭がこんな事態になったのは、他の誰でもない、アンタラのせいなんだよ。都合のいいところだけでいい顔をして、その挙句にね。恥を知れ。

2012/03/08(Thu) 13:39:37 | 社会・政治
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Profile

T.T.Ueda
Tamotsu Thomas UEDA

茨城県水戸市生まれ。

横山大観がかつて学んだ小学校から、旧水戸城址にある中学、高校と進学。この頃から音楽を趣味とするようになる。大学は、学部→修士→博士の各課程に在籍し、某省傘下の研究所に就職、その2ヵ月後に学位を授与される(こういう経緯ですが最終学歴は博士課程「修了」です)。職場の隣の小学校で起こった惨劇は未だに心に深く傷を残している。

その後某自動車関連会社の研究法人で国の研究プロジェクトに参画、プロジェクト終了後は数年の彷徨を経て、某所で教育関連業務に従事。

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