window manager

僕は Linux をメインに使っているわけだけど、狭義の Linux は GUI システムを直接抱え込んでいるわけではない。Linux の GUI システムは X window system 上で実現されている(最近の Ubuntu などでは Wayland を導入しようという動きもあるけれど、 ここなど見るとかなり苦戦している模様だ)。ただし、X 上でどんな window manager を選択するかによって、その選択できる範囲はかなり広いものである。

僕はこの何年か、ずっと Xfce4 を使っている。どんな具合かというと:

desktop-20120812.png

……という具合。前回触れた CDE 風、というか、Mac OS X 風というか、そんな感じにして使っているわけだ。Xfce は軽いし、僕の嫌いな Qt ではなく GTK+ ベースなので、随分長い間使っている。

ところが、この1、2日辺りに、妙なニュースが流れてきた。Debian 7.0 としてのリリース準備中である Wheezy が、default の window manager として Xfce を採用する、というのである(gitweb の当該エントリ)。まあ今迄も alternative で Xfce ベースのインストールが提供されていたから、それを表に持ってくるだけの話なのだろうけれど。

どうしてこういう話になるのか、というと、要するに GNOME が肥大化してどうしようもない状態だからである。とにかく最近の GNOME の評判は悪い。Debian の場合はそういう問題よりも、GNOME ベースだともうメディアに入り切らない、という実利的な問題があるからこうなったわけだが、そうなると世間では Xfce が今迄以上にメジャーなものになっていくのだろう。反主流派でいることに慣れている僕としては、少々居心地の悪い思いがする話なのだった(って、他がどうなっても僕自身には何も関係ないはずなのにね)。

で、昨日から、他の window manager を試すことにして、LXDEEnlightment を試してみたのだけど……うーん、しっくり来ない。LXDE はデザインに Windows 臭がしたのでちょっと……という理由で、Enlightment は単純に重い、という理由で、結局また Xfce に戻してしまった。うーむ。

Xfce にしたって、かなりの妥協の末に使っていたものなので、しっくり来るものに出会えないか、というのはいつも思っていることである。昔は FVWM で何も問題なかったのだけど、version 2 以降のメニューバーが気に入らないんだよなあ…… Debian ではこういう向きの為に、ちゃんと version 1 の時代の FVWM を未だに収録してくれているのだが、さすがにちょっとね……うーむ。選択の範囲があるというのは、それはそれで悩ましいのである。

2012/08/12(Sun) 01:06:07 | コンピュータ&インターネット
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T.T.Ueda
Tamotsu Thomas UEDA

茨城県水戸市生まれ。

横山大観がかつて学んだ小学校から、旧水戸城址にある中学、高校と進学。この頃から音楽を趣味とするようになる。大学は、学部→修士→博士の各課程に在籍し、某省傘下の研究所に就職、その2ヵ月後に学位を授与される(こういう経緯ですが最終学歴は博士課程「修了」です)。職場の隣の小学校で起こった惨劇は未だに心に深く傷を残している。

その後某自動車関連会社の研究法人で国の研究プロジェクトに参画、プロジェクト終了後は数年の彷徨を経て、某所で教育関連業務に従事。

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